まだディスクブレーキの洗車に気を使ってるんですか??

サイクリング

ディスクブレーキ搭載車は増えている

マウンテンバイクだけでなく、ロードバイクやクロスバイク、グラベルバイク、シクロクロス、ミニベロでもどんどんラインナップが増えているディスクブレーキ搭載車。

 

ですが未だにリムブレーキ車を好んで乗っている方も多く、「なんだか扱いが難しそう」というのもリムブレーキからディスクブレーキに移行できない理由のひとつ。

 

ディスクブレーキに油分や汚れが付着すると音鳴りや制動力低下の原因になる可能性もあり、すでにディスクブレーキ車に乗っている方の中にもどうお手入れしたらいいのかわからず放置してしまっている方も多いのではないでしょうか?

ディスクブレーキでやってはいけない事

ディスクブレーキの取り扱いに慣れていない人がやってしまいがちなミス。

 

あなたはこんなことしてしまっていませんか??

  1. 素手でディスクローターに触る
  2. スプレータイプのチェーンオイルを注す
  3. 汚れたウェスでディスクブレーキを拭く
  4. パーツクリーナーでローターやパッドを洗浄する

ディスクブレーキは意外と繊細です。
ブレーキローターやパッドに汚れや油分が付いてしまうと制動力が低下してしまったり、音鳴りの原因になることがあります。

 

脱脂ができるパーツクリーナーなら大丈夫じゃないか?と思う方もいるかもしれませんが、パーツクリーナーの成分がブレーキパッドに染みると音鳴りの原因になってしまうことも多いので使ってはいけません。

ディスクブレーキに使ってもいい洗浄剤

ディスクブレーキに使ってもいいと明記されている洗浄剤はほとんどありません。

もっとも有名で、なおかつオススメなのが「MUC-OFF」の「NANO TECH BIKE CLEANER」です。

こちらは公式にディスクローターやパッドへの影響がないと明記されているので安心して使用できます。

EF Education-NIPPO Pro Cycling Team

プロチームでは、日本人の別府や中根が所属するEFエデュケーションが実際にレースの現場で使用しています。

バイクパフォーマンスを最大限まで発揮させるために、革新的なケア製品を作り続けるUKブランド。
その始まりは1991年。自転車の洗浄に時間と労力を要することに辟易していた創業者レックスは、環境に優しく、且つ洗浄効果に優れ、そして自転車の繊細な塗装や部品に損傷を与えないクリーナーの開発を目指し、界面活性剤技術の研究に着手。 そして1994年、まだほとんどのライダーが腐食の原因となる塩分を含んだ液体で自転車を洗浄していた時代。ついにレックスの理想を叶える、革命的なナノテクノロジーを含んだピンク色の洗浄液が完成。
ここにMUC-OFFの代表製品であるバイククリーナーが誕生し、今日まで至っています。
現在、TEAM INEOS、バーレーン マクラーレンをはじめトップロード・MTBチームがこぞって使用しています。

環境に対する取り組んでいるイギリスのメーカーで、自然に還る素材で出来ているので下水に流しても安心です。

wiggleで購入

(画像クリックで直接商品ページに行けます。)

納期は長めにかかりますが、wiggleから購入するとさらにオトク。日ごろから使うものなので、複数台お持ちの方はまとめ買いしてしまってもいいかも。

 

ギア周りはフレームよりも先に洗っておいてくださいね。

 

私はチェーンクリーナーもMUC-OFFを使っていますが、ここはWAKO’sなどほかのメーカーでもOKです。

Muc-Off – ドライブトレインクリーナー (750ml)

使い方はかなり簡単です。

 

なんて言ったって、ギア周り以外はぜんぶこれで洗えるわけなのでとにかくバイク全体にまんべんなくかけるだけでOK。
ブラシでこすればブレーキダストもしっかり落ちます。

 

実際に私自身ディスクブレーキに使用していますが、今のところ音鳴りはまったく起きていません。

洗ってすぐはローター表面に洗浄成分が少し残っているのか、一時的に制動力が下がるような気がしますが、少し走って馴染めば元通り使えます。

もし音鳴りしてしまったら・・・

うっかり音鳴りするようになってしまった場合の対処法も書いておこうと思います。

中性洗剤で洗う

意外と簡単な方法ですが、ディスクローターを食器用中性洗剤で洗います。パッドには汚れや油が染みてしまっていますので、表面を紙やすりなどで軽く削り取ります。

 

ライターやヒートガンであぶる方法もありますが、確実性でいうとやすりで削る方が経験上確実性が高いです。

専用クリーナーを使う

同じくMUC-OFFからディスクブレーキ専用のクリーナーが発売されています。
100%ではないですが、結構な確率で直ります。

 

こっちの方が簡単なので初心者の方にはオススメです。
どうやら人気商品のようでずっと品薄状態が続いています。

 

まとめ

ディスクブレーキって扱いが難しそうで洗車もちょっと億劫になってしまいますよね。もうディスクロードを持っているけどめんどくさくてあまり洗車できてない方も多いと思います。

 

もしくは今リムブレーキのバイクだけど、なんだかディスクブレーキってめんどくさそうで買い替える勇気が出ない方。

 

そんな人がこのブログを見て少しでもディスクブレーキのバイクって良いかも!と思ってもらえると嬉しいです。

自転車の洗車に必要なアイテム一覧!
自転車の洗車、してますか?「めんどくさい」「手が汚れるのが嫌」「下手に触って壊してしまいそう」そんな理由で汚れた自転車を放置してしまっていませんか?すべての汚れや消耗品の傷みをリセットする「オーバーホール」という方法もあります。ただし結構高額な費用が掛かりますが。(※ワイズロードオンライン内オーバーホールメニュー47,300円 ) 定期的に洗車をすることで、オーバーホールも数年に一度でよくなりかかる費用や時間も大幅に抑えることができます。 また個人的な感想ですが愛着もより湧くような気がするので、「自分のバイクが大好き!」「走るのが楽しい!」という方にはぜひ定期的な洗車を行ってほしいな~と思っています。
電源・水源必要なし!持ち運びにも便利な高圧洗浄機5選
スポーツ自転車にお乗りの方で、マンションやアパートなどの集合住宅にお住まいの方はどれくらいいるのでしょうか?一戸建てにお住まいの方は庭やガレージで自転車を洗うことが出来ますが、集合住宅ではそうはいきません。電源や水源、排水問題などいろいろ大変。ふき取るだけの洗車シートや、水無し洗車も定番化してきていますが、洗車終わりの仕上がりや手間の少なさでは水洗車には及びません。そこでオススメなのが、電源と水源の要らないポータブルタイプの高圧洗浄器。電源・水源が必要なければベランダや駐車場の片隅など限られたスペースでの洗車が可能です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました