
自転車釣行は、荷物の軽量化とコンパクト化が命です。車やバイクと違い、積載に限りがある自転車では、道具の”かさばり度”が楽しさを左右します。
今回は「タモ(ランディングネット)」に絞って、どう選ぶか・どう持っていくかを分かりやすくまとめました。釣行のスタイルに合わせて最適な1本を見つけてください。
自転車釣行でかさばる荷物トップ3
- 釣り竿・ロッド(コンパクトロッド推奨)
- たも網(ランディングネット)
- クーラーボックスなど(用途により不要な場合あり)
今回は特に「たも網(ランディングネット)」の持ち運びにフォーカスします。

タモがないとどうなる?(なぜ持つべきか)
釣りでは不意に想定外のサイズが掛かることがあります。
タモが無いと:
- 無理に抜こうとして竿やリールを壊すリスク
- ラインブレイクやノットのやり直しで時間を無駄にする
- 魚体に針が残ったままリリースしてしまう — 生態保護の観点でも良くない
タモがあれば安全かつスムーズにランディングできます。

タモの選び方:チェックポイント
タモ選びでは以下を基準にしてください。
- 長さ(玉の柄の全長):釣り場の高さ+1mを目安に。手すりや高所がある場所では長めが安心。
- 仕舞寸法(折りたたみ性):自転車釣行では仕舞寸法が短い折りたたみ式がベスト。
- 素材と重量:グラスファイバーやアルミは軽量。ハンドリングしやすさを重視。
- ネットコーティング:ラバーコーティングは魚に優しくフック絡みも軽減。
また、ジョイントパーツ(折りたたみ化する部品)や、バッグ/服のベルトに掛けるフックがあると携帯性が格段に上がります。
バッグに入るおすすめランディングネット(タモ)5選
自転車釣行で使いやすい「仕舞寸法が短い」「折りたたみ式」「軽量」なモデルを中心に紹介します。
第1位:プロックス(PROX) オールインワンミニSE
玉の柄、ネット、フックまでセットでコスパ良し。仕舞寸法が短く携帯性◎。
第2位:メジャークラフト ヘキサネット
アルミフレームで軽量、折りたたみ可能。六角形フレームでシーバスクラスをランディングしやすい設計です。ネットはやや浅めなので大物は注意。
第3位:プロックス アルミフレーム(ラバーコーティング)
玉の柄は別売り。網はラバーコーティングで魚体に優しい。折りたたみ不可のモデルもあるため、持ち運び方法を工夫する必要あり。
第4位:おり釣具 Friday Landing set
たも網・玉の柄・ベルトがセットでコスパ高。仕舞寸法52cmでバッグにも入り、自転車釣行との相性◎。
第5位:TAKAMIYA ラストウィニング ランガンシャフト
たも網・玉の柄・ベルト付属で扱いやすい。全長270~390cmで堤防釣りやバス・シーバスに最適なサイズ感。
バッグに入るおすすめ「玉の柄(ランディングポール)」3選
第1位:SANLIKE 玉の柄 ランディングポール
全長ラインナップが豊富。300cmモデルは仕舞寸法約41cmで携帯性抜群。
第2位:テイルウォーク CATCHBAR 改 SUPER MICRO 300
仕舞寸法34cmと最短クラス。バッグにすっぽり入り、携行性に優れます。
第3位:ダイワ ランディングポール2 500
全長500cmと長めで高所対応。肩掛けベルト付きで持ち運びも安心。
自転車に積んで持っていく方法(自作アイデア)
バッグに入れられない場合は自転車に固定して運ぶ方法が便利です。よくある方法:
- ホームセンターの塩ビ管でロッド・タモホルダーを自作
- 100均の傘ホルダーを改造して固定
- 市販の自転車用ロッドホルダーを取り付ける
メリット:安い・自転車に合わせて加工可能。
デメリット:手間がかかる、見た目が気になる場合かも・・・。自分でDIYしよう!
持ち運びを快適にする便利グッズ
- ジョイントパーツ(折りたたみ化パーツ)
- バッグ用フック・ベルトクリップ
- ショルダーベルト付きの玉の柄ケース
これらを組み合わせることで、タモの携帯性は劇的に向上します。
まとめ:自分に合ったタモで快適な自転車釣行を
大物狙いの釣りではタモと玉の柄は必須アイテムです。自転車釣行では仕舞寸法が短い折りたたみ式と、携帯パーツ(ジョイント・フック)の併用が最も実用的。
まずは自分の釣り場(足場の高さや移動距離)を確認して、適切な全長と仕舞寸法を選びましょう。快適に持ち運べれば、もっと釣りが楽しくなりますよ!

 
 













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