
今回は「舗装+未舗装の釣り場アクセス」に強いグラベルバイクを紹介します。自転車で釣り場の幅をぐっと広げたい人向けの記事です。
グラベルバイクはロードの速さとMTBの走破性の中間に位置するバイクで、未舗装や林道、河原周辺のアクセスに強いのが魅力。
タイヤを太めにできる・ラック取り付けに対応するフレームが多いため、釣り道具を積みながらでも行動範囲を拡げられます。
この記事でわかること
- 釣りで使うグラベルバイクの選び方(タイヤ幅・ラック互換など)
- 釣りに合うおすすめグラベルバイク5モデル(特徴・公式リンク付き)
- 釣行時のちょこっとカスタムと積載テクニック
釣りで使うグラベルバイクの選び方:チェックポイント
- タイヤ幅:舗装メインなら35〜38mm、砂利や林道が多ければ38〜45mmを検討。
- キャリア/ラック取付:トップチューブ・シートチューブ・フォークにマウント穴があるか要確認。
- フェンダー(泥よけ)対応:雨天やぬかるみ走行の際に便利。
- ブレーキ:油圧ディスクは制動力が高く、荷物のある走行で安心。
- フレーム素材:クロモリは振動吸収性◎、アルミは軽くて剛性高め、カーボンは軽量だが価格が上がる。
おすすめグラベルバイク5選
Cannondale Topstone(トップストーン)
Topstoneはグラベル界の定番で、舗装〜荒れたグラベルまでバランス良く走れるモデル群です。フレームのマウント点が多く、フォークやトップチューブにラックやバッグを取り付けられるモデルが多いため、釣り道具の積載性に優れます。タイヤクリアランスも広めで、38〜45mm程度まで対応するモデルもあり、道の悪さに応じてタイヤ幅を変えられるのが強みです。
GIANT Revolt(リボルト)
Revoltは「速さ」と「走破性」の両立を目指したオールラウンダー。タイヤクリアランスの調整やフレームの安定性が高く、長距離の未舗装アクセスにも向きます。フレームは荷物を意識した設計になっており、ロングライド+積載での釣行にも安心です。
MERIDA SILEX(メリダ・サイレックス)
SILEXは「冒険志向」のグラベルバイク。ロングツーリングやバイクパッキングを念頭に置いた設計で、ドロッパーシートポスト対応や幅広タイヤ対応モデルがあり、未舗装メインの釣行にも心強い一台です。振動吸収性も高く、長時間走行でも疲れにくいのが魅力です。
NESTO GAVEL(ネスト・ガベル)
NEST(Nesto)はコストパフォーマンスの高いモデルを揃えるブランドで、グラベル系モデル(GAVEL / KING GAVEL 等)は比較的手頃な価格でグラベル走行と積載に対応します。国内流通も増えてきており、初めてグラベルを試す人にとって入りやすい選択肢です。
JAMIS RENEGADE(ジェイミス・レネゲード)
JAMIS RENEGADEは、クロモリ・アルミ・カーボンと幅広い素材展開が特徴の本格派グラベル。積載性・快適性・タフさのバランスが秀逸で、フル装備の釣行にも対応します。クロモリフレームモデルは振動吸収が抜群で、林道や砂利道をマイルドに走破できます。
釣り用にちょこっとカスタムするコツ
- リアラック or フロントラック:大きな荷物(クーラー等)を運ぶなら必須。フレームのマウント穴要確認。
- 太めタイヤの採用:28→32→38mmと替えるだけで未舗装での安定性が激変します。
- 防水バッグ/ドライバッグ:タックルや着替えを濡らしたくない場合は必須。
- ロッドホルダーの固定:振動で外れないようにストラップや専用マウントで確実に固定。
- 空気圧調整:未舗装は低め(例:前後とも30〜35psi目安、路面で調整)にすると乗り心地が良くなります。
まとめ:釣りスタイルに合わせて選ぼう
ざっくり言うと、舗装中心でちょっと未舗装も行きたいなら Cannondale Topstone や GIANT Revolt、未舗装メインで荒れ地も行くなら MERIDA SILEX や NEST 系モデルが相性良し。まずは「行きたい釣り場の路面」と「積載量」をはっきりさせて、自分に合う1台を選んでくださいね。
※本文中のスペック・対応タイヤ幅・価格は各メーカー公式ページを参照して作成しています。最新情報は公式ページでご確認ください。
コメント