【往復50km走破】ロードバイク/グラベルで行く「秘境・渓流フィッシング」装備&安全対策完全ガイド

サイクル×フィッシング
さかな
さかな

車が入れる場所は、どうしても人が多いんだよな…

渓流アングラーなら一度は抱えるこの悩みを、僕らの最高の相棒である愛車(ロードバイクやグラベル)がスパッと解決してくれます! 林道の奥深く、つまり「車止め」から先の誰もいない場所こそ、自転車釣行が本領を発揮するフィールドです。

今回は、僕がホームの札幌近郊で経験した往復50kmにも及ぶタフな渓流ライドから、本当に役立ったノウハウの全てを皆さんにシェアしますね。

この記事を読めば、もう普通の釣りには戻れないかも? あなたの自転車を「冒険仕様」にアップデートして、最高の渓流魚を探しに出かけましょう!


1. 渓流アドベンチャーに必須!装備の「極限コンパクト」術

車と違って、自転車は積載量に限界があります。だからこそ、装備選びの基準は「軽さ・コンパクトさ・水濡れ対策」の3つに絞り込みましょう!

1-1. 渓流特有の「釣り道具」はこう選ぶ!

ロッド:仕舞寸法50cm以下を死守せよ!

自転車釣行で一番邪魔になるのがロッド。横に飛び出した状態だと、風の影響や転倒リスクが増大して本当に危険です。

理想は、バッグにすっぽり収まる仕舞寸法が50cm以下のパックロッド。これなら大型のサドルバッグリュックに完全に収納でき、ライドに集中できます。「パックロッド 仕舞寸法50cm以下」で探すのが勝利への近道です。

足回り:ウェーダーは重い!「ウェットウェーディング」が正解

濡れるのが嫌だからといって、分厚いウェーダーを持っていくのはやめましょう。重いし、かさばるし、使った後に乾かないと最悪です。

僕のおすすめは、ウェットウェーディング(水に立ち込んでもOKなスタイル)です! 水抜けの良いシューズ速乾性のあるタイツなら、荷物が劇的に軽くなり、帰りのライドも快適ですよ。

緊急装備:工具と釣り具の「一石二鳥」を狙う!

安全装備は削れませんが、機能を兼用することで荷物を減らせます。

  • 熊対策は絶対に妥協しない: 熊鈴に加え、緊急時のためのベアスプレーはすぐに取り出せるところに固定しましょう。
  • マルチプライヤー: 釣りで使う小型のプライヤーは、自転車のちょっとしたトラブルにも意外と役立ちます!

1-2. 泥と匂いをシャットアウト!自転車「パッキング」の極意

快適なライドは、パッキングの技術にかかっています。特に渓流は泥まみれになりやすいので要注意!

「清潔」と「汚物」は絶対に分ける!隔離パッキング

帰りのライドで泥や魚の匂いがウェアに移ったら最悪ですよね。これを防ぐには隔離が全てです。

  • ドライバッグの活用: ドライバッグを複数用意し、「濡らさないもの」と「濡れた・汚れたもの」で明確に分けましょう。
  • 魚の運搬: 釣った魚は、厚手のジップロック専用の防水スタッフバッグに二重にして入れ、匂い漏れを徹底的に防ぎます。

林道でズレない!荷物の「ロック」方法

ガタガタの林道を走ると、荷物がズレて車体の操作性が悪化します。

最も重い荷物(水、工具など)は、フレームバッグなど重心に近い場所に集中させましょう。そして、バッグの中に隙間があると荷物が暴れるので、タオルなどで埋めてカチカチに硬くパッキングするのが僕の秘訣です!


2. 秘境を探せ!「場所は教えない」理由と最高の探し方

この記事を読んでくださる方は、きっと「場所を公開してほしくない」という渓流の文化をご存知だと思います。僕もそのマナーを大切にしたいのです。

2-1. なぜ場所を秘密にするの?

それは、魚を守り、環境を守り、そして最高の体験を守るためです。

  • 資源の保護: 情報が拡散されると人が集中し、魚へのダメージが大きくなります。
  • 冒険の価値: 苦労して自分で見つけた場所で釣るからこそ、最高の感動が生まれるのです。

【約束】:僕はこのマナーを尊重します。だからこそ、皆さんが「自分だけの秘境」を見つけるための強力なヒントをお伝えしますね!

2-2. あなただけのポイントは「車止め」の先に眠っている!

地図と「車止め」で可能性を探る

地図(地形図がベスト)を開き、林道が途切れている場所、つまりゲート(車止め)が設置されている場所を見つけてください。そこがスタートラインです。

自転車の真価は「距離の差」!

車止めから先、徒歩で往復10km~20km歩くのは現実的ではありません。しかし、僕らの自転車ならその先のポイントまで快適にアクセスできます。

この「誰もが諦める距離」にこそ、大型の魚との出会いが待っています。重い装備を積んでペダルを回す価値は、ここに凝縮されているんです!


3. 命を守る!北海道・渓流釣行の「安全対策」

人の少ない山間部でのトラブルは命取りになりかねません。特に北海道では熊対策は必須。万全の準備で臨みましょう。

3-1. 一番大事!「熊対策」はこうする!

走行中も釣行中も音を絶やさない

熊鈴は基本ですが、熊は音に慣れます。ときどき大声を出したり、ホイッスルを鳴らしたりして、自分の存在をしっかりアピールし続けましょう。

ベアスプレーは「すぐに撃てる場所」へ!

最後の砦であるベアスプレーは、トップチューブバッグなど、一瞬で取り出せる場所に固定してください。「いざという時」は本当に一瞬です。遭遇した際は、絶対に走らず、落ち着いて後ずさりすることが鉄則です。

3-2. 自転車と自分のための緊急時チェック

日没厳守!予備ライトは必携

山の中で暗くなると、危険度は跳ね上がります。釣行時間を短めに設定し、遅くとも日没の1時間前には渓流を離れる計画を立てましょう。メインライトに加え、予備の小型ライトも必ず携帯です。

林道パンク対策を念入りに

林道はパンクのデパートです。予備チューブ、パッチキットのチェックは入念に。また、帰宅後の泥だらけの自転車は、そのまま放置せず、駆動部を軽く水洗いしてサビや故障を防ぎましょう。


まとめ:さあ、あなただけの「大いなる海」へ!

自転車で渓流へ挑むのは少しハードルが高いかもしれません。でも、その準備や苦労の先に待っているのは、車では味わえない自由と冒険の景色です。

このガイドを参考に、あなただけの最高の渓流と、その「大いなる海」のような感動的な出会いをぜひ体験してくださいね!

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