
「釣りに乗っていくのに最適な自転車はどれだろう?」
健康志向や環境意識の高まりから、スポーツ自転車の種類はどんどん増えています。ロードバイク、クロスバイク、MTB… 種類が多くて、どれを選べばいいか迷いますよね。
この記事では、「釣りの相棒」という観点から、各自転車の機動力・積載力・価格を徹底比較します。結論から言うと、現在の自転車釣行の最適解は「グラベルロード」です。その理由を含め、あなたのフィールドに最適な一台を見つけていきましょう!
自転車釣行における各交通手段の比較
まず、自転車が他の乗り物に比べてどんな強みを持つのかを整理します。
| 交通手段 | 機動力 (小道へのアクセス) | 運搬力 (積載量) | 移動距離 (長距離移動) | 
|---|---|---|---|
| 自転車 | ◎ | ○ | △ | 
| バイク | ○ | ○ | ○ | 
| 車 | △ | ◎ | ◎ | 

ちなみに、自転車釣行にオススメの釣り竿についてはこちらの記事も参考にどうぞ。
釣りにおすすめの自転車7ジャンル徹底比較
各ジャンルの特徴と、どんなフィールドに最適かを解説します。
1. ママチャリ / シティサイクル

予算目安:¥5,000~¥20,000程度
カゴ、荷台、泥除けがフル装備された、日本が誇る万能自転車です。変速は1~6段が一般的。
こんな釣りにオススメ:
サビキ釣り、エサ釣り、近所の堤防釣り。とにかく安く自転車を用意したい人、自宅から遠くても5km程度の堤防をランガンしたい人に向いています。
2. 電動ママチャリ / 電動アシスト自転車

予算目安:¥80,000~¥300,000程度
ママチャリの積載力と、電動アシストユニットを組み合わせた最強の堤防ランガンマシン。重いクーラーボックスを積んでも登り坂が辛くないのが最大のメリットです。
こんな釣りにオススメ:
重い荷物での堤防釣り、起伏のあるエリアのランガン。重量増と引き換えに、走行距離と登坂性能をアップさせたい方に。
3. ロードバイク
BIANCHI ( ビアンキ ) VIA NIRONE ( 二ローネ ) 7 SORA
予算目安:¥90,000~¥1,000,000以上
細いタイヤにドロップハンドルを持つ、スポーツ走行専用の軽量スポーツカー。長距離移動とスピード性能はピカイチです。
こんな釣りにオススメ:
市街地エリアのバス釣り、ブリームゲーム。釣った魚を持ち帰るのには不向きですが、サイクリングと釣りを同時に楽しみたい欲張りな方に最適です。
4. クロスバイク
GIOS ( ジオス ) MISTRAL 油圧ディスクブレーキ
予算目安:¥40,000~¥80,000程度
ロードバイクの軽さとMTBの扱いやすさを融合させた万能モデル。通勤、通学、サイクリング、釣りと、汎用性の高さが特徴です。
こんな釣りにオススメ:
堤防釣り、野池のバス釣り。荷台を付ければ積載力も確保できるため、市街地メインの様々なランガンスタイルに使えます。
5. MTB(マウンテンバイク)
SCOTT ( スコット ) マウンテンバイク SCALE 970 ( スケール 970 )
予算目安:¥70,000~¥800,000程度
太いブロックタイヤとサスペンションを持つオフロードマシン。強力な制動力と高い耐久性で、荷台を付けた重い積載にも耐えられます。
こんな釣りにオススメ:
渓流釣り、オフロードの多いバス釣り。自然派の方にイチオシのジャンル。耐久性が高いため、キャンプ用品を積んでのアウトドアとの親和性も抜群です。
6. 折り畳み自転車
BROMPTON ( ブロンプトン ) M6R
予算目安:¥50,000~¥300,000程度
折りたたんでコンパクトに持ち運びできるため、車や電車との組み合わせで機動力を無限に広げられるのが最大の武器です。タイヤが小さい分、小回りが利きます。
こんな釣りにオススメ:
堤防釣り、野池のランガン。機動力を活かした「ランガン特化型」の釣行スタイルに最適です。
7. 【最適解】グラベルロード
NESTO ( ネスト ) グラベルロード GAVEL ( ガベル )
予算目安:¥100,000~¥500,000程度
ロードバイクの高速性能と、MTBのオフロード走行性能、高い積載拡張性を兼ね備えた、まさに自転車釣行のためのジャンル。太めのタイヤ(30~50mm)を装着し、長距離走行とオフロード走行を両立しています。
こんな釣りにオススメ:
渓流釣り、バス釣り、遠征の堤防釣り。すべての性能が高く、カスタマイズ次第でどんな釣りにも使える万能な相棒です。
後悔しないための自転車購入ガイド
ネットか、実店舗か。
自転車のような大型商品の購入先は、価格とメンテナンスの容易さのバランスで選びましょう。
【ネット購入のメリット・デメリット】
【実店舗購入のメリット・デメリット】
ママチャリやクロスバイクは修理がしやすいためネット購入のメリットが大きいですが、ロードバイクやグラベルロード、MTBなどのスポーツ自転車は専門店での購入を強く推奨します。
おすすめの購入先
実店舗:必ず「スポーツ自転車専門店」を選ぶ
できるだけ自宅の近くの「スポーツ自転車専門店」で購入しましょう。
ホームセンターやママチャリ専門の店でスポーツ自転車を買うのは絶対にNGです。見た目だけスポーツ仕様でも、内部のパーツはシティサイクルと同レベルで、すぐにガタがくる可能性があります。
整備の腕が未熟な場合も多く、トラブル時に対応してもらえないリスクもあるため、必ず知識と技術を持つ専門店を選びましょう。生活圏内に大型店がないか探してみるのがベストです。
ネット店舗:保証や整備の有無をチェック
amazon、楽天市場
気軽に購入できますが、車体によってはハンドル取り付けや最終組み立てを自分でしなければならない場合があります。自信のない方は避けた方が無難です。
cyma(サイマ)
国内ネット専門販売で売上No.1。ママチャリから電動アシストまで品揃えが豊富です。ネット通販ながら、専門スタッフが整備済みで届けてくれるため安心感が高いのが魅力です。
Y’sroadオンライン
国内最大手のスポーツ自転車専門店。全国に実店舗を構えており、購入後の修理やメンテナンスを実店舗で依頼できるのが最大の強みです。本格的なスポーツバイクを探すなら、まずはチェックすべきサイトです。
大手ならではの豊富なラインナップと、不定期のセール情報はぜひ欠かさずチェックしましょう!
近年、自転車保険が義務化・努力義務化されている自治体が増えています。購入時に付帯する保険や、別途加入する保険についても必ずチェックしましょう。

まとめ:あなたのフィールドに最適な相棒を見つけよう

いかがでしたでしょうか?
釣具で有名なSHIMANOが自転車パーツの世界NO.1メーカーであるように、釣りと自転車は非常に親和性の高い趣味です。
移動手段としてだけでなく、「釣りの楽しさ」を広げてくれる相棒として、グラベルロード、MTB、クロスバイクなど、あなたの好きなターゲットやフィールドに合わせて最高の自転車を見つけましょう!
ちなみに私はグラベルバイクをメインに、シーバスや近所の堤防での青物釣行を楽しんでいますよ。
その他の記事もぜひ参考にどうぞ!

 
 














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